TOPページへ戻る

JMJ終了速報

 

JMJ送信終了しました。

この日の名崎の様子 (By 管理人)

私が名崎に着いたのは、11:30頃でしたが、第一送信所の局舎には、関係者らしき車がすでに止まっていました。
11:42に最後の天気図送信が終わり、無伝送の信号変調(1.9KHz)が、14:00まで続きましたが、
14:00を合図に各周波数が一つずつQRTしていきました。局舎の中の作業だけですので、何をしていたのか
外部から伺う事は出来ませんが、恐らく担当職員の方が送信機の電源を一つ一つ落としていったのでしょう。
機械的に一括して切断した、というよりは、本当に手動で落とされていった、と言う感じでした。
  どういう方が担当されたかは解りませんが、無線関係に従事されている方なら、一種の感慨はあったのでは
ないかと思います。もし私なら、もう2度と電波の送信される事の無い送信機の電源を切ると思うと、万感あふれる
ものがあります。今まで高周波電流の流れていたアンテナも単なる針金となってしまいました。

 これで名崎から一挙に5波の送信がなくなりました。
次は月末のJJYですね。

終了する時間は、FBAS(悪天予想 再送)が終わったあとです。

終了の理由について、気象庁に問い合わせた所、

世界空域予報中枢(システム)という組織の中の、Tokyo RAFCというコアセンターとして、
JMJを放送していたが、国際会議の決定で、世界各区域ごとの通報業務を止め、
WAFCというワシントンとロンドンに集約された業務形態に移行した。従って、
東京担当のJMJも終了する事となった。

との事でした。

WMO/ICAO世界空域予報システム World Area Forecast System (WAFS)
地域空域予報センター Regional Area Forecast Center (RAFC)

アジア域内各国気象機関および航空会社を対象に悪天予想図、高層風・気温予想図等を作成・提供


http://www.kishou.go.jp/gyoumu/international/centre.html

TOPページに戻る