JBO<遠洋船舶無線電話>サービス終了

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暫定公開版 0.8

近年聞こえていた定時一括呼出テスト送信(MP3 1分40秒 573KB)2001年3月収録

2003年3月31日2130JSTの最後の定時一括呼出テスト送信の一部(MP3 3分5秒 1.06MB)

録音場所は共にKDDI小山送信所TCI540アンテナ近傍

下記の画像は停波後の翌早朝の、2度と使われないアンテナ。クリックで拡大

TCI540 無指向なので一括呼出の時使用。

AH2 垂直ログペリ。通話の時使用。

地下同軸から平行給電線のマッチング部

TCI540の遠景

http://www.tcibr.com/PDFs/540webs.pdfアメリカTCI社の540アンテナの資料(PDF)

<定時呼出>本来はテスト送信が5分、一括呼び出しは取り扱いの無い場合1〜2回コールする。

規定では

1、各船舶に対する一般呼び出し1分間
2、着信通話のある船舶局に対する一括呼出及び船舶局からの呼出聴取6分間(船舶局発信通話申し込みの受付)
3、着信通話のある船舶局に対する再呼出5分間
4、船舶局からの応答聴取3分間(応答を受けた船舶局に対する周波数と時刻の指定)
5、通話接続に移行

<随時受付>

受信専用チャンネル(常時運用)のスキャニング受信により、随時に受け付けた呼出を随時用回線に割り当てて
通話設定する。

<船→陸 通話申込み>

1、自船の呼出名称、呼出符号、海域、予定通話時間、通数をJBOに通知する。
2、JBOから回線設定時刻、使用周波数の指定を受ける。
3、当該時間に接続がJBOから横浜船舶台(NTTコム)に伸びた時対話者の電話番号を通知する。

<陸→船 通話申込み>

横浜船舶台に電話して、船主会社名、船舶名(個人名)を告げる。一括呼出で船舶と回線設定時刻が決まり
実際に船舶側と接続した時、横浜船舶台オペレータが電話をかけてくる。

*以上は船舶国籍が日本の場合で、外国籍(日本の船主でもパナマ船籍なども)の船舶はNTTコムではなく
  KDDIが接続取り扱いをする。外国の海岸局無線電話を中継した場合も同様。

 

北浦受信所 かつては送信の小山に対する受信の北浦であったが、現在はJBOで使用するのみ。
クリックで拡大

規模の大きさがお解り頂けますか?

予備用のコニカルモノポールアンテナ。
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